主催:名古屋市(経済局地域商業課)
企画運営:株式会社ナゴノダナバンク
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暑い夏にまちのことを考え抜く

名古屋市は、3回目となる「まちコーディネーター養成講座」(通称:マチコ)を2023年に開講します。自分の好きな街を面白くしたい、街で活動を始めたいと考える人のための講座です。

毎年、夏のこの時期に開かれ、講師が活躍する商店街へ出掛けて話を聴き、街を歩き、そしてどうすれば街が豊かな場所であり続けられるのかを、皆で汗をにじませながら真剣に考えています。

まちづくりというのは元来、暑苦しいものかもしれません。何に価値を感じて生きるか、煎じ詰めればそういう人の根幹にまで触れるものだからです。皆それぞれ違うのだから、ひと夏で答えが出るものではないでしょう。でもきっと、まちづくりを始めるにはいい季節ですよ。
熱くなければ、始まらないのだから。

マチコとは?
About Machico ?
講 義:まちづくりのプロセスを丁寧に知ることで、街で活動を始めるためのアプローチを学びます。
演 習:実在の街をベースにした架空の商店街を舞台に、エリア活性のための再生プランを考えます。
Information
募集人数
12人
応募条件
全5回に参加でき、まち・商店街の再生に熱意や関心のある人
応募方法
応募フォームよりエントリー
応募締切
2023.7.12 wed
必要な費用
7,000円
※内容は予告なく変更する場合があります。
※費用は講座内の食事代等についてお支払いいただくものです。
Day 1:講義と小演習
“ナゴヤ商店街オープン”に学ぶ
まちづくりの始め方(イントロダクション)
講師
ナゴノダナバンク(市原正人・藤田まや)・宮本 久美子・植村 康平
演習内容
演習課題発表、チーム組成(4⼈一組)
日時
8/6 sun 13:30-17:30
会場
なごのキャンパス(名古屋市西区)
備考
終了後、円頓寺商店街ツアーあり(自由参加)
Day 2:講義と小演習
“瀬戸の商店街”に学ぶ
街の成り立ちと新陳代謝
講師
南 慎太郎・野杁 晃輔
演習内容
架空の商店街の来歴を想像し、街のキーマンや応援団を設定する
日時
8/27 sun 13:30-17:30
会場
未定(尾張瀬戸駅周辺)
備考
終了後、瀬戸市内商店街ツアー あり(自由参加)
Day 3:講義と小演習
“AKIYA LOOK BOOK”に学ぶ
Do It Yourself な店づくりとコミュニティのあり方
講師
小田井 孝夫・康子
演習内容
再⽣の起点となる空き店舗を活⽤したコンテンツをつくる
日時
9/10 sun 13:30-17:30
会場
金城市場(名古屋市北区)
備考
開始前、お店・空き物件ツアーあり(予定)
Day 4:講義と小演習
“新大門商店街”に学ぶ
人を呼び込むイベント創出から日常へのつながり
講師
加納 栄志・松本 啓太
演習内容
街の特性を活かしたイベント等に始まるエリア活性を考える
日時
9/24 sun 13:30-17:30
会場
ソイロビルディング(名古屋市中村区)
備考
終了後、新大門商店街ツアーあり(自由参加)
Day 5:演習
まち・商店街の再⽣プランづくり
講師
ナゴノダナバンク・宮本 久美子・植村 康平
演習内容
Day 1〜4を振り返り、再⽣プランをまとめる
日時
10/8 sun 9:00-17:30
会場
未定(名古屋市内予定)
備考
プラン発表・修了証授与・昼食提供あり
株式会社ナゴノダナバンク
市原正人・藤田まや・齋藤正吉
Day 1ー5※初回の講義だけでなく、講座全体を通して運営や演習の助言を担います。
ナゴノダナバンク
通称ナゴバン。魅力あるまちづくりに取り組む会社。円頓寺商店街がある那古野地区のまちづくりを行う那古野下町衆、その中の空き店舗対策チームとして誕生。現在は那古野地区に加えて他のエリアの空き家対策、イベント企画運営も行い、那古野地区との地域間連携による魅力あるまちづくりを目指している。
宮本 久美子
Day 1ー5
宮本 久美子/建築士
宮本久美子建築設計事務所主宰
設計活動に加えて思いがけず、4年前から生まれ育った笠寺のまちを拠点化し、まちづくりの活動を開始。商店街の一角にあるビルを再生し、新たな賑わいとコミュニティを創出する「かさでらのまち食堂」を設計・運営している。また、“まちを借りよう”をコンセプトに、まちまるごとシェアの活動も展開している。
大須商店街の皆さん
Day 1ー5
植村 康平/建築士
植村康平建築設計事務所主宰
自身も暮らす名東区で開催された商店街オープン2018に参加。西山商店街の空き店舗を活用した複合施設「ニシヤマナガヤ」を提案し、設計者兼事業者として実現させる。 現在はニシヤマナガヤの管理人、商店街の副理事長として、商店街の人々や地域住民、大学と連携しながらまちづくり活動を行っている。
木藤 亮太
Day 2
南 慎太郎
ますきち・ヒトツチ
1994年瀬戸市生まれ。大学卒業後、地元にUターン。2018年に新卒で、宿泊施設「ますきち」をオープン。また、ヒトツチ出版を立ち上げ「まちをあるく、瀬戸でつながる」を刊行。2023年、瀬戸の土産店「ヒトツチ」を末広町商店街にオープン。瀬戸市の魅力を発信する活動に取り組む。
大須商店街の皆さん
Day 2
野杁 晃輔
瀬戸まちづくり株式会社 ディレクター
2012年、市の第3セクター「瀬戸まちづくり(株)」に入社。中心市街地商店街の担当として、商店街や行政とともに、空き店舗と入居希望者とのマッチングやチャレンジショップ・リノベーション事業といった空き店舗の利活用事業など活性化事業に関わる。
服部 浩太郎
Day 3
小田井 孝夫・康子
AKIYA LOOK BOOK
2020年に北区清水〜尼ケ坂の空き家をまとめた小冊子「NAGOYA AKIYA LOOK BOOK」を制作。
手描きによる味のある紙面が話題を呼び、「コロッケ屋みね」「ケケ」「まなみ古書店」といった個性的なショップが空き家を改造して次々とオープン。目下の注目は、昭和30年開業の「金城市場」の再生プロジェクト。古い町並みが残る下町エリアに新風をもたらしている。
黒野 有一郎
Day 4
加納 栄志
新大門商店街振興組合 理事長
商店街の理事長、大門まちづくり友の会の会長として、「大門フェス」を開催するなど、まちづくりを牽引。今年は大門の街が誕生して100年の節目ということで、新たな企画を立案中。大門が楽しく住みよい街になるよう日々奮闘している。きもの美濃幸・三代目若旦那。
服部 浩太郎
Day 4
松本 啓太
soiro living
2021年、大門にDIY工房を持つソイロビルディングを開業。店舗などのリノベーションやオーダー家具製作など幅広く活躍。大門周辺エリアの若手店主と共に「軒先マルシェ」を開催するなど、大門のまちづくりにも深く携わる。7月にはソイロビルディングのフルオープンが予定されている。