主催:名古屋市(経済局地域商業課)
企画運営:株式会社ナゴノダナバンク
イラストレーション:加藤とハナミー(マチコ修了生) 
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街とつながるとはどういうことだろう?

名古屋市は、2回目となる「まちコーディネーター養成講座」(通称:マチコ)を開講します。前回と同じく、自分の好きな街を面白くしたいと考える人に向けられた講座です。

面白い街とはどういう場所なのでしょう。人によって考えは様々だと思いますが、ひとつには、思いがけない人やモノ・コトに出会ってしまう、偶然性にあふれた街、と言うことができるかもしれません。

マチコのプログラムでは、そんな風に街と人を結びつけるような活動に取り組む講師が活躍する商店街へ行き、再生の道のりを体験します。さらに学んだ技術や教えを活かし、受講生がチームとなって商店街再生のプランを考えます。

まちづくりの結果よりも、過程に焦点を当てます。理想より、現実を学びます。“マチのコ”たる、まちコーディネーターについて、一緒に考えましょう。

マチコとは?
About Machico ?
講 義:まちづくりのプロセスを丁寧に知ることで、街で活動を始めるためのアプローチを学びます。
演 習:実在の街をベースにした架空の商店街を舞台に、エリア活性のための再生プランを考えます。
Information
募集人数
12人
応募条件
原則全5回に参加でき、まち・商店街の再生に関心や思いのある人
応募方法
応募フォームよりエントリー
応募締切
2022.7.13 wed
必要な費用
7,000円
※内容は予告なく変更する場合があります。
※費用は講座内の食事代等についてお支払いいただくものです。
Day 1:講義と小演習
“宮崎・油津商店街”に学ぶ
街に応援の連鎖をつくるには
講師
木藤 亮太
演習内容
演習課題発表 チーム組成(4⼈一組)
日時
8/7 sun 13:30-17:00
会場
円頓寺商店街内スペース(名古屋市西区)
備考
終了後、円頓寺商店街ツアーあり(自由参加)
Day 2:講義と小演習
“⼤須商店街”に学ぶ
商店街の歴史と新陳代謝
講師
大須商店街の皆さん
演習内容
架空の商店街の来歴を想像し、街のキーマンや応援団を設定する
日時
8/21 sun 13:30-17:30
会場
大須コミュニティセンター(名古屋市中区)
Day 3:講義と小演習
“街と珈琲”に学ぶ
「⼩さな商店街」という新しい試み
講師
服部 浩太郎
演習内容
再⽣の起点となる、空き店舗を活⽤したコンテンツをつくる
日時
9/4 sun 16:00-20:00
会場
街と珈琲(名古屋市南区)
備考
軽食提供 あり
Day 4:講義と小演習
“豊橋・⼤豊商店街”に学ぶ
魅⼒的なイベント創出から街へと広がるエリマネまで
講師
黒野 有一郎
演習内容
街の特性を活かしたイベント等に始まる、エリア活性を考える
日時
9/18 sun 13:30-17:30
会場
未定(豊橋駅周辺)
備考
終了後、大豊商店街ツアーあり(自由参加)
Day 5:演習
商店街・まちの再⽣プランづくり
講師
ナゴノダナバンク ※他にゲスト講師を予定
演習内容
Day 1〜4を振り返り、再⽣プランをまとめる
日時
10/8 sat 9:00-17:30
会場
未定(名古屋市内予定)
備考
プラン発表・修了証授与 昼食提供あり
木藤 亮太
Day 1
木藤 亮太
株式会社ホーホゥ代表取締役 / 株式会社油津応援団専務取締役 / 株式会社バトンタッチ代表取締役
宮崎県日南市が実施した全国公募で選ばれ、2013年より“猫さえ歩かない”と言われた油津商店街の再生事業に取り組み、25を超える新規出店、企業誘致等を実現。その後は自らのルーツがある福岡県那珂川市に拠点を移し、JR博多南駅前ビル「ナカイチ」を地域コミュニティを育む場として再生するなど、九州地方を中心に活躍。
大須商店街の皆さん
Day 2
大須商店街の皆さん
大須商店街
江戸時代より大須観音の門前町として栄えてきた歴史を持つ。地下鉄大須観音駅と上前津駅に挟まれたエリアには家電屋から古着屋、グルメまで約1,200に及ぶ様々な店舗が軒を連ね、年齢性別国籍を問わず、アンダーグラウンドからメジャーまで、多様な文化を受け入れる「ごった煮」な雰囲気が大きな魅力の商店街。
服部 浩太郎
Day 3
服部 浩太郎
街と珈琲 店主
2003年、名古屋市南区の呼続にて古民家カフェ「隠れ家ギャラリーえん」をオープン。「お店を地域に開き、人と結びつけるにはどうすればいいか?」と様々なことを企画。2021年、店舗を移転し「街と珈琲」をオープン。「僕らの街は僕らで作る」をコンセプトに街が元気になるよう活動を続ける。
黒野 有一郎
Day 4
黒野 有一郎/建築家
一級建築士事務所 建築クロノ 代表 / 大豊協同組合 代表理事
豊橋市生まれ。実家のある水上ビルの商店街で育つ。都内の設計事務所に勤務後、2003年、豊橋にUターン。水上ビルをリノベーションし、自身の事務所と住居を整備。2014年より大豊商店街の理事長に就任。豊橋まちなか会議などのまちづくり協議会の立上げや、都市型アートイベント「Sebone」などアートを通した活動にも関わる。
株式会社ナゴノダナバンク
市原正人・藤田まや・齋藤正吉
Day 5
株式会社ナゴノダナバンク
通称ナゴバン。魅力あるまちづくりに取り組む会社。
円頓寺商店街がある那古野地区のまちづくりを行う那古野下町衆、その中の空き店舗対策チームとして誕生。現在は那古野地区に加えて他のエリアの空き家対策、イベント企画運営も行い、那古野地区との地域間連携による魅力あるまちづくりに取り組む。